経常利益前年比41%増の「串カツ田中」が密かに始めた新規事業「ハウスミール事業」とは?
串カツ田中ホールディングスが7月15日に発表した2025年11月期中間決算は従来予想を大幅に上回る着地。筆者はメインの「串カツ田中事業」だけでなく、急成長中の新規事業である「ハウスミール事業」に着目した。
企業分析ハック
2025.07.15
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中間決算は従来予想を上回る着地
串カツ田中ホールディングスが7月15日に発表した2025年11月期中間決算は、経常利益が前年同期比40.9%増の6.9億円に拡大し、従来予想の5億円を大幅に上回って着地した。
また、低価格の飲食業態であるがゆえ、営業利益率は低い水準になりがちだが、それも前年同期比「5.6%→6.6%」と大きく改善している。
そこでセグメントごとの内訳を見てみよう。
メインの串カツ田中事業は営業利益+138百万円と伸びているが、それと同水準の営業利益を叩き出している謎のセグメント「ハウスミール事業」がある。
前年同期は売上がわずか12百万円だったが、今期は598百万円と大幅成長している。
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謎の成長新規事業「ハウスミール事業」を徹底解剖
それではこのハウスミール事業が一体何モノなのか徹底解剖していこう。
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- 冷蔵宅食サービス「つくりおき.jp」とは?
- 2社にどんな事業シナジーがあるのか?
- 串カツ田中の取り組みに見る外食業の生存戦略
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